ワシン水性ウッドオイルオイルフィニッシュ用の使用方法と使ってみた感想
- 2018.04.21
- DIY

私は自作の木工品をよくワシンの水性ステインを使用して、ブライワックスで仕上げるのですが同じ物ばかり使うのも芸がないので、今回はワシンの水性ウッドオイルを使ってみました。
ワシン水性ウッドオイル オイルフィニッシュ用 (色はチェリー)とは?
300mlで1600円ほどでした。
水性ウッドオイルってなんだろう?
水性ステインでもなしに、ワトコオイルやブライワックスでもない・・・
水性なのにオイル?とか思いますが、ざっくり言うと水性ステインのように色を付けながら浸透しつつ、表面はオイル仕上げのような被膜ができるということ。
私はいつも水性ステイン、一度塗りで好きな色に着色しておいてから、軽くやすりで表面をやすり、そのあとでブライワックスで艶出しと表面の保護をしていたのですが・・・・
これがウッドオイルだと、1本で済ませられるということか??
だとするとすごい優れものだ!!と思ったのですが・・・・
ウッドステインの使用方法
店頭でこれを見つけた時、よく見なかったのです。
なんせ説明書がものすごく小さい字で読めなくて。(明らかに老眼ですね)
帰って使う時になって老眼鏡(100均)で確認したら、滅茶苦茶 工程が大変そうでとびっくりしました。
また老眼鏡をかけて確かめつつ、省略しつつここに書いてみますね。
1、表面を240番から320番のやすりで木目に沿って研磨
2、塗料を均一になるまでよく振る
3、刷毛で端から均一に塗り、ただちに木目に沿ってスチールウールで擦り、粘りがでてきたところで 綿布で拭きあげます
4、一晩置いたのち、スチールウールか600番のやすりで研磨し、二回目を塗ります。
直ちに綿布でらせんを書きながらよく刷り込み、拭き取ります。
5、一晩置いて、600番のやすりでかるくほこりを払うようにこすり、布で塗料を刷り込んで拭きあがる。
6、好みの色になるまで5番を繰り返してください
しんどい!!
これを買ったことを後悔する・・・・こんな大変な作業が必要だなんて・・・
でも頑張ってやりますよ!
実際の塗布の仕方
まず1回目を刷毛で木目に沿って塗布、
なんか、変な色・・・・肌色とピンクの間みたいな・・・・こんな色のはずではなかったけど・・・・
説明書によると直ちにスチールウールで擦ると書いてあって、ことさら重要な感じがしたのでやってみます。
だけど粘りが出てきて、スッスという感じでは動かせません、なんだか力がいるのです。
もろもろっと粘りが取れてきます。この粘りのせいで手が簡単に動かせることが出来ず、はかどりません。
なんか間違ってるんじゃないか?と心配に。。。。
この塗料を全体に塗るのは時間がかかるので、脚と枠は水性ステインとブライワックスのいつもの組み合わせにします~。
一回目塗布し終わったら、さきほどの肌色のような変な色でなく落ち着いてきました。
よかった~。
一晩置くっていうのが、時間かかりますね。
スチールウールもボロ布もボロボロになります・・・・
少し匂いもあります。
同じワシンの水性ステインはほぼ無臭なんですが、これは屋内に置いておくと
結構匂います。塗布後1~2週間してもなんか匂ってる気がします。
おそらく1か月ぐらいで完全に匂いが取れるとは思います。
追記
※使用してから3か月経ちますがベンチの蓋を開けるとまだ匂います。
なんとも言えない臭さです。蓋の中は匂いが籠ったままだから特に酷いです。
この塗料はちょっと塗った後が匂いが強いです・・・・
一度塗るたびに一晩おくようにと書かれていますが、
半日もしないうちに乾いてサラっとなるので、1日で2回ぐらいは塗れそうです。
あくまでも私個人の感想ですが。
塗る前に600番のやすりでさするのと、塗るたびに布で塗りこんでいく作業がやはり大変だとは思います。
3度目ぐらいでやめとこうかと思ったのですが、軽く4度目を布で塗ったら、突然ツヤが出て来ました!!
おおっ!この艶がほしかったんだ!!
仕上がりの感想
これこそオイルフィニッシュの醍醐味です。カサカサした仕上げではなくてマットな仕上げでもなくて、このツヤがあると、高級感があり、いい雰囲気になります。
しっとりしてるのに、つやつやという感じです。
水性ステイン×ブライワックスの雰囲気に似てます。
色味もしっかり入ってます。他にもカラーバリエーションありますので、お好きな色に出会えると思います。
写真では艶がよくわからないですね、すみません。
ウッドオイルは座面と背もたれの部分だけに塗布しています。
あとは水性ステインのオークを塗布後ブライワックスのラスティックパインを塗っています。この組み合わせもいいのですが、
ブライワックスは値が張りますし、ちょっと試したいというには大きい缶で売ってるので、困るのですがウッドオイルなら1500円ぐらいです。
少々手間がかかりますが、手間を惜しまず、手軽な値段で無垢材に色をつけつつ、オイルフィニッシュのような仕上がりを求めるときはお勧めです!
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