たくさん収納できるラックをDIYで作る!ケース再利用して安く!

  • 2018.07.07
  • DIY
たくさん収納できるラックをDIYで作る!ケース再利用して安く!

2017年3月に取り掛かった自作のハンガーラック&洋服収納ラックの作り方をご紹介します。
先にブログに載せています、ベッドや玄関収納よりも前にこちらの洋服収納を作りました、私のDIY初期の大型収納です。

ベッドの記事
自然派塗料の大容量の収納が出来るベッドDIY仕上げ編

玄関収納の記事
ディアウォールでお得に収納を作る!新生活にも使える!

なかなかの大型収納で制作するのにも時間がかかり、その工程を比較的細かく写真に残しましたので、説明も加えると長文になり数ページに及ぶかと思いますが最後までお付き合いのほどをよろしくお願いしますw

最後の方に費用も載せています。

 

そもそもなぜ洋服のラックを作ろうと思ったのか

このラックを作るまではよくある既製品のプラスチックのキャスター付きのラックを子ども2人分と旦那の分、計3つを使用していました。

これはこれで見た目もすっきりしてるし、わりと沢山入るし良かったのですが、年数が経つと劣化してくるのと、服が増えてきて天板(合板)に積み上げたりして重くなり、プラスチックの骨組みが歪んできてスムーズに引き出しが動かなくなってきたのがストレスになっていました

歪んでくるとだんだん引き出すのが面倒になり、洗濯物を畳んで床置きにしたりして、とても自堕落な服の収納になってました。

これではアカン!もっと綺麗に収納したい!と思ったのと、箪笥を買うと高いしさほど沢山収納できないし、子どもも大きくなって一体いつまで使うのかわからないのに買うのは勿体ない!ということでそういう時のDIY!ってことで頑張って作ることにしました。

とりあえず第一段階として、組み立て家具の小型のタンスを追加して(下の写真の左下のタンス)歪みのひどかったプラスチックのラックを一つ捨てました。

クリアの収納ケース部分はまだ使えるのでこれを活かすようなラックを作ろうと思います。

設計図を書いてみようか・・・

作るときはイメージがなかなかわかないので簡単な設計図を書きます。

タンスの上部は旦那と長男のカッターシャツをハンガーで吊りたいので、ハンガーラックにします。

そして収納ケースが15個あるので2つ並べて7段に(一つあまり)したいと思います。

収納ケースのサイズを測って、ゆったり目に収まるように棚と棚の間のサイズを決め、全体のサイズを割り出します。

大げさに書いてますがだいたいこんなもんかな~って感じで決めてます。

収納力を追求するあまり背が高すぎて、圧迫感があると嫌なのと作るのが大変なのでそこそこの高さにしました。

ネットで木材を発注しました

いつものことながら、木材をネットで買いました。車が運転できないのでホームセンターで木材を買って持って帰ることが出来ないのがネックです(涙)

ベッドを制作したときはオカモクさんで買ったのですが今回はホームセンターのネット販売(コメリだったかな・・・?)です。木材自体はお安いのですがやはり送料が高くつきます。

それでもオカモクさんより安いですが、木材がむき出しで発送されます。そして比較的歪み、反り、フシ、カケがある木材が多かったです。

大量の木材が、作業スペースである玄関に所狭しと置かれました(汗)

旦那に怒られそう・・・・「いったい何作るねん!」と嫌味が飛んでこないことを祈りつつ、早く作業に取り掛かることにしますw

それにしてもすごい量
SPF材 1×4 32本、 2×4 3本!全部長さが6フィート(182㎝)!
小屋でも作るんか?というような量に見えます・・・なんだか本当に自分に扱えるのか・・・心配になってきました。

工程その1 切る!

ここのショップはカットサービスがないので自分で木材カットしなければなりません。

まずは棚板となる1×4を1130㎜にカットします。一つの棚に付き4本の1×4材を繋いで使うので、7段あるので天板も合わせて計8段、本数にして32本の1×4材をカットしなければなりません。

ひぇ~~、しんどい。

こんなこともあろうかと?ジグソーを買いました。

スイスイとカットできます。この時ジクソーを使うのは初めてでしたが、すぐに慣れました。

真っ直ぐに切るにはガイドに別の真っ直ぐの木材を当てて切ります。

ジクソーがあったのでだいぶん楽できました!

工程その2ダボツギ

棚板がカットできたら次は1×4材を4枚つないで一枚の板にしていきます。

ダボ継するにはダボ穴マーカーというのがあるのでそれが必要となります。穴の大きさが直径8㎜のを買いました。

いろんなダボ穴のサイズのものが売っています。同サイズ4つ入りで400円弱で買ったと思います。

この時私はダボ継は初めての経験でした。
なのでいらない端材で何度か練習しましたよ~最初は下手でしたが、この棚板8枚を作り終えるころにはプロ並みに(笑)上手くなりましたw

穴が板に対して垂直に開いていないと、ダボを差し込んでも上手く入らなかったり、板が平坦にならずに浮いたり、歪んだりするので難しいです。

そりゃそうですよね、厚みが1.9㎝の板に直径8㎜の穴を2㎝の深さに垂直に開けるのって簡単ではないですよね。

ぶれないように穴を開けるには木材を寝かしたほうがよさそうです。

ちょうど開けたい板の下にもう一枚1×4を敷いて、電動ドライバーを直角に当てがい穴を開ける方法がベストでした。

これはあくまでも私の電動ドライバーの大きさ、厚みがたまたまそうであっただけで、下に敷く板が1×4では厚すぎたり、薄すぎたりすることがあります。
その場合、他の端材や新聞紙を敷いたりして調節するといいです。

まず中心に印をつけ直角を測りつつ穴を開ける

ダボの長さが4㎝だったので2㎝の深さの穴を開けます

穴にダボ穴マーカーを入れる

中心に小さな突起があるのでそれが印となります。

接ぎたい木を合わせダボの穴の印をつける

ボンドを付けてダボを差し込み合体

ボンドは穴にも入れてくださいね、入りにくかったらゴムハンマーなどで叩くと入ります~

きっちり繋ぎ合せることだできると気持ちいい~。

(だけど板も歪んでいるし、高さがずれていたり微妙な所も多々あり・・・モヤモヤ)

旗金(はたがね)があればそれで固定すればがっちりとくっ付きます。

その場合旗金は同じ方向から締めず、表からと裏面から締め付けないと歪みます。

ダボつぎするのは20㎝間隔が理想だけど・・・

強度を考えると20㎝間隔ぐらいでダボつぎするのがいいそうですが~

そんなの大変!たいへん過ぎるので、今回はさほど強度は要らないと思うので1枚の板に付き3カ所開けましたよ。

だけどこれでも結構大変。何日もかかって棚板を1枚1枚作っていきました。

集成材を買ったらこんな面倒なことはしなくてもよかったのに・・・・

だけど集成材は大きい物だとかなり高いし8枚も・・・となると諭吉が何枚あっても足りないよ~(‘_’)
我慢です。金を使いたくないなら体力を使いな、フッフッフ(^_^;)

棚板が出来上がりました

すごいわ・・・自分で自分をほめたいw

工程3枠組みをする

写真のように枠を組みます。

これは2×4材と横が2×2です。結構がっちりとした枠になりそうです!

下穴用にダボ穴を開けて長いビスを打ちました(←結構大変)

ハンガーを吊る部分はどうしようかと悩みましがホームセンターでスペーシアというパーツが安かったのでそれをハンガー掛けに使用することに!

普通にステンレスのパイプを買うと滅茶苦茶お高いですからね。

一つ難点が!

箪笥の幅が59㎝でスペーシアのパイプが60㎝!1㎝長い・・・どうしよう。

カットできないか?とも考えたけど自分でギコギコ切るなんて無理ー、しんどいし絶対歪む。

なので枠の木の方を5㎜ずつ削ることにしました。

これならちょうど枠に引っかかった状態になり強度も増しますし結果オーライ。

なので先に5㎜ぐらいずつ丸く削りました。
ドリルで少しずつ穴を開けたり、彫刻刀で削ったりしましたよ。

下の写真の横棒に丸い穴が開いてますよね(^_^;)

そのあと、枠組みをしましたよ

工程4棚受けとなる横棒を付ける

棚受けは胴縁というお手頃価格の木材をつかいました。

胴縁はちょっとガサガサだったので全体にサンダーをかけました。
角も丁寧にやすったけど、よくよく考えたら後々ほとんど手に触れないし、あまり見えない部分なので、そこまで必死にサンダーすることもなかったなぁ、と。

良く見えるのは小口だけだったなぁ、まぁいいか。見えない所をきっちりするのもいいもんです。

それを枠に印をつけ棚受けをビスで取り付けていきました。

さらっと書いてますが、この印を付けたりする何気ない仕事が結構時間もかかるし、間違ったらいけないのでしんどい作業だったりします。

下の写真は柱となる2×4に棚受けを打ちつけるために、すべての柱に同じ高さに印がつけれるように、上下揃えてえんぴつで印つけています。

写真だとあっという間!

ハイ、出来ましたよー。
料理番組で「はい、出来上がりがこちらでーすジャーン♪」と炒めてるところから急に出来上がりの料理が出てくるみたいですね。

 

結構形になってくると嬉しい物です。がぜんやる気が湧いてきますよ~

背の高いのが177㎝で低めのが140㎝ですよ。

工程5色塗り

木材の塗装

どんな色にするか悩みに悩んだ末、私がよく使うワシンの水性ステインとブライワックスの組み合わせにしました。

水性ステインだと木目を出しつつ、好みの色に塗れるし水性なので刷毛を洗うのも簡単だし、変な匂いもあまりしないし安いし楽でいいのですが、上に保護材を塗らないと完結しないんですよね。

ニスなり、ブライワックスなりを塗らないと色落ちしたり色褪せしたりと不安定になります。

だから色塗りに2工程は辛いんだよなぁ・・・と思いつつ、結局これになってしまいました。

結論からいうと大正解だったんですけどね。
ブライワックスで磨くことによって、収納ケースがスルスルと楽~に動き、引き出すのにストレスが全く無くなりました。

水性ステインは何色にするか迷った末、チェスナットを2本買ってきました、そしてそんなに濃い色にしなくてもいいかな?と思って水で薄めて塗ってみました。

けっこう塗り立ては濡れてるので色が濃くでてますが・・・
ちょっと紫がかった茶色。

乾いたら木材の繊維が立っていてガサガサしているので、軽くやすりで摩ります。

もうちょっと艶が欲しいなぁ~と言う時はさらに少量の霧を吹いて耐水ペーパー(やすり)で磨くと艶が出ます。

さらにさらに、ブライワックスを塗りこんでいきます

勿体ないのでケチケチぬりましたが・・・磨くのが手が疲れます~><

ポリッシャーが欲しいです・・・・

ハンガーパイプの塗装

スペーシアはグレーだったので、やっぱり黒の方がしまるし、男前家具っぽくなるので黒に塗装しました。

下地にミッチャクロンを塗ってから100均の黒のツヤなしスプレーを塗りました。

ダンボールで囲いを作って吹き付けましたよ、一度塗りではムラがあったので2度塗りすると完璧に塗れました!

つぎはいよいよ組み立ての仕上げと服を収納して完成だ~!

工程6 組み立て

ハンガー部分

これまでは玄関で作業してましたが、ラックを使用する部屋は3階なのでそちらで組み立てるために場所を移動しました。

まずハンガーのパイプをセットします。穴にパイプを差し込みさらに黒に塗装したパイプ受けを固定すれば出来上がりなのですが、この受けを固定する場所がありません。

なので不格好なのですが端材を枠組みにビス止めし、その端材に受けを固定することにしました。写真ではちょっとわかりにくいかな・・・

この角度からだとわかりやすいでしょうか。
タンスの幅とパイプの兼ね合いでこのようになりましたが、いっそのことパイプがもっと長ければ枠組みに載せる形でもよかったのになぁと思いました。

しかしながら1年半ぐらい使用してますが、不具合なくこのやり方でよかったな~と思っています。

棚板の部分

あとは簡単です、棚受けに棚板を一枚ずつ載せてビスで固定していきます。

スリムビスで4か所とめるだけです、下から順番に取り付けていきます。

なんだか出来上がりが見えてきて楽しい~!一番楽しいかも知れない。

出来ました!ガタつくこともなく上手い具合に収まりました!

なんか色が微妙だけど・・・・ちょっと紫が強いんだよなぁ・・・薄めたのがよくなかったのか・・・そうは思っても後の祭りw

これはこれでいい味、と思うようにしておこう。実際はもう少し光沢があっていい感じですよ。

 

服を収納していく

ここには旦那と子ども(男×2)のジャケット以外の服を収納します

季節の変わり目には衣替えをし季節外の服は屋根裏に追いやっています。

服を広げてみました・・・旦那の服が子どもの2倍はあって腹が立ってきます・・・ほとんど着ない服ばかりやのに、イライラする。

でも「捨てたくない!着る!着る!」というので後生大事に仕舞っています。

しかもたびたびネットで好みの服があると買ってしまい、また増える、それなのに家にいるときはいつもパンツとシャツ(肌着)姿でいることがほとんどなので「一体いつ着るのかは不明です」

思わずグチになってしまいましたが、畳んでそれぞれの収納ケースに入れていきます。

どこに誰のどの服が入っているのかわからないとごちゃごちゃ引っ張り出して散らかるので、タグを付けます。

ネットでダウンロードしてみました。

普通の紙しかなかったので耐久性のほどはわかりませんが、両面テープで貼ることにします(今現在も特に剥がれたり、破れたりしていません)

やっと完成いたしました!

すごくいい感じに出来ました!ケースがぴったり~(少し余裕があります)

う・・・美しい(笑) 思わずにやけてしまいました

苦労があった分出来上がった時の嬉しさったらないですね、あー面倒くさくてもダボつぎして棚板作ってよかった、面倒くさくてもカラー塗って、ブライワックスで磨いてよかった・・・涙ちょちょぎれます~。

棚板はブライワックスのおかげでツルツルでとてもすべりが良くてケースがスムーズに動きます。思わぬ利点がありました。

気になる費用ですが・・・

2×4材 4本
1×4材 32本
送料、消費税 9670円
角材 4本
赤松材7本 1682円
パイプ 203円
受け 金具 127円
水性ステイン2本 1205円
ブライワックス 1500円
ダボつぎマーカー 350円
工賃 プライスレス!!

合計 14.739円でした

収納ケースを再利用できて費用も抑えられました。

無垢材(簡単に言えば合板ではないということ)でオイルヒニッシュで仕上げられたこれぐらいのラックでこのお値段はすごく安いです!

買うと3~5万円はすると思われます。

 

あ・・・よかった。
今現在も絶賛活躍中のラックです。

DIYの参考にしてくださると幸いです。

白あんでした。