ダウンジャケットを家で手洗いするのは可能か?ドライ表示の詳しい洗い方
- 2018.05.03
- 掃除、洗濯、家事編

ドライクリーニングって安い店舗が増えてきましたね。
カッターシャツやスーツの上下などはお安く利用できるので、季節の変わり目などは私もクリーニング店に持っていったりとよく使っていますが、ダウンジャケットとなると途端にものすごく高い料金を取られますね。
ふつうに1着1000~とか2000円しますし、家族分冬の終わりにクリーニングを・・・と思うとドえらい金額になってしまいます。
ユニクロの物だと家で洗濯機で洗えるようなダウンも売ってますが、そればかりではありませんしね。
季節の終わりに家計を圧迫するドライクリーニングをなんとかしたい。
そんな悩みに役立つ洗濯の方法をご紹介いたします。
目次
もう高いドライクリーニングはやめた!
私はここ3~4年はドライクリーニングしなければならない物はドライの溶剤を使って家で洗っています。
さすがにスーツなどはクリーニング店に出したほうが手間もかからずそんなに料金も高くないので出しています。
私と子どものダウンはこのハイ・ベックゼロ ビギンズで洗っています。
これはドライ専用の溶剤で、匂いも本当にクリーニング店で洗った後と同じ匂いがします。
ダウンの場合は水で溶液を作って漬けこみながら、空気を押し出し、浸透したら脱水してよくすすいで終わり!簡単にできるのです!
またビギンズというのと、普通のタイプがあり、ビギンズはドライに慣れてない人用といいますが、扱いが簡単なように薄めに作られた物だそうです。
それでも汚れはキチンと落ちますので、重宝しています。
お洗濯のプロ「クリーニング師」が開発、推奨品!となっています。
ハイベックがオススメの理由は
ハイベックは水に溶かして使うので、水洗いのいい面とドライ溶剤のいい面の両方、おいしいとこ取りできるんですよ。
汗やコーヒー、しょうゆなどの水溶性の汚れ、
血液、牛乳、卵の不溶性の汚れ、
皮脂、化粧品、油類の油性の汚れ、この三種類の汚れすべてに対応できます!
ちなみにクリーニング店のドライクリーニングでも油性の汚れにしか対応できないのに(石油系ドライ溶剤だから)
ハイベックは洗浄成分と水の力で水溶性の汚れを、2種類の酵素の力で不溶性の汚れを、植物系ドライ溶剤の力で油性の汚れを落とすので、すごい優れ物なんです!
ダウンジャケットの洗い方
説明書に詳しく書いてありますので、誰でもできます。
まずはじめにハイベック液をつくる
お湯は使いません
水30リットルにハベック30gキャップ1杯分です。
水30リットルというのはなかなか量りにくいですが、私はやかんが4リットルだったので、それに入れて量りました。
衣類が浸かるぐらいの量です。
つけ込む
ダウンの場合はふわっとしていて、水に浮いてしまうので空気を押し出しながら5分間つけます。
いきなり押し込むと液がバケツからあふれて無くなりますので、そっと空気を抜いていってください。
↑汚れが落ちているようです、水がにごってます。
脱水
洗濯機でしっかり目に脱水します
高速回転してから1~2分は回してください。
すすぎ
たっぷりの水でしっかりすすぐ。
あくまでも押し洗いで。しぼったり、ひねったり、もんだりはなしです。
脱水
先ほどと同様、高速回転から1~2分しっかり脱水する。
形を整え陰干し
ボディハンガーや厚めのハンガーにかけて乾かします。
水分を含んでいるので、伸びやすい状態なので厚めのハンガーで一点にかかる重量を分散するという意味だと思います。
洗って思った注意点
どうしても部分汚れが気になるところ、袖口などは部分洗いの感覚で
少しクチュクチュと揉んでいます。そのほうが汚れがよく落ちると思いますので。
でも全体はそっと、絹を洗うような?感覚で空気を抜く~水の中で持ち上げる~を繰り返すだけです。
脱水がドラム式の洗濯機だとなかなかうまく回らなくて苦労します。
少しでも片寄っているとガタガタ言って止まります。なんど平坦にならしてもガタガタなってしまい、頭を抱えたくなりました。
ダウンはかさが大きいので洗面台でも狭く感じます、タライなどがあれば、風呂場で洗えるのになぁと思いました・・・・
もう一つ干しているときの注意点
脱水するとびっくりするほど、ぺっちゃんこになります。
ああ、綿じゃなかったのね、本物のダウンだったのね・・・と妙に感心します。
ダウンの羽は水にぬれると体積がすごく小さくなるんですね。
一瞬「洗濯失敗したかな!?」と焦りますが、この工程を守っていれば失敗はないと思いますので安心してください。
乾くのに2~3日はかかると思って、ゆっくり気長に干してください。
乾かないうちに仕舞ってしまうとカビの原因になっては困りますので・・・
一日陰干しすると乾いて来て、中の羽が1か所に偏ってる感じになります。
ちょっと部分的にパタパタと振ってやると、生地の中の空間で羽がふわふわっと広がる感じになり、大分厚みが出てきます。
また1~2日干して片寄ってるところがあれば、振ってやってください。
元あったように、ふわふわのダウンジャケットになると思います。
おわりに・・・・
こうやって細かく書くと、なかなか大変だな・・・と思ってしまいますが、
やってみるとそう難しくないですし、洗ってるととても愛着が湧いてきます。しかもクリーニング代が浮くと思うとまた嬉しくなってしまいます。
ハイベックのお値段はだいたい2000円ぐらいでした。500g入りですから単純計算で16回ほど洗えます。
一度に2枚洗う時は同じ液で洗うので30g使用となります。
4~5年前に買ったハイベックが今回やっとなくなりました。
とてもお得感があります。
つぎはビギンズではなくてハイベックゼロという玄人っぽい方を(笑)使ってみたいと思っています。
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